日々是劇評
関東圏内で観てきた舞台について率直に感想を書いています。自分用の観劇備忘録みたいなもんなんで遠慮なく辛口な批評もしています。
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カプセル兵団 「からくりサーカス ~サーカス編~」
【原作】
藤田和日郎
【脚本・構成・演出】
吉久直志
【キャスト】
林智子(劇団ヘロヘロQカムパニー)・森澤碧音(DanceCompanyMKMDC)・岩田栄慶(キャスタッフ)・吉久直志・大島紘子(ジョイント・アクション・クラブ)・林潔・岡田勇輔・安藤洋介(アトリエ凹アルコーブ)・中山泰香・庄章子・金澤洋之(劇団熱血天使)・遠藤公太朗・永峰あや・青木清四郎・石神まゆみ・小川輝晃(狼煙工房/プロダクションエース)・西沢智治・工藤沙緒梨・中澤まさとも(有限会社トリトリオフィス)・船戸慎士(studio Life)・谷口洋行・周晴奈・小林美穂・瀬谷和弘・神里まつり・北出浩二(team SPITFIRE)・下尾浩章(劇団BRATS)・桜井悠子・塩路牧子(裏庭巣箱)・五十嵐勝平(チーム俺太刀)・矢島慎之介・山崎涼子・Ayano(リブロック)・松田鼓童・松岡美那・水野奈月・吉野菜々子・大塚陽・境秀人(株式会社 碗)・堀内寛嗣(株式会社 碗)/白鳥晴奈(株式会社 碗)
【日程】
2012年11月15日(木) ~ 18日(日)
【場所】
笹塚ファクトリー
【チケット】
前売 3,500円
当日 3,800円
平日マチネは500円引き
【公式HP】
カプセル兵団 公式HP
============================
言わずと知れたサンデーの名作漫画「からくりサーカス」、
それをカプセル兵団が舞台化したものだ。
半年前に「からくり編」と称して前編にあたるお話を上演しており、
今回は後編に位置づけされる「サーカス編」。
ストーリーは漫画でいうと真夜中のサーカス戦を終えたところまでが前回分、
今回は過去の回想の江戸時代後期、燃える遊郭のシーンから。
そこからヴァルマの襲撃、ギイとアンジェリーナの出会いの話へと進んでいく。
そして最終エピソードまで。
これは漫画でいうとコミックス20冊分に相当する。
15分休憩を含んだ上演時間3時間半の超フルボリューム作品だ。
正直言って序盤のシーンは見るに耐えなかった。
演出上どうしてもBGMの大きさが下げられないシーンがあるのは理解できるのだが、
どうにもこうにも、早口でまくしたてる役者の台詞が聞き取れない。
客席が3面あってこちらに背を向けた状態で役者がしゃべることも多いためなおさらだ。
アンジェリーナを助けに飛び込んできた正二郎の第一声が全く聞き取れなかった時点で、
「こんな調子の芝居をあと3時間以上も観るのか・・・」とテンションがガタ落ちしてしまった。
まわりの客席を見渡すと、やはり自分と同様の心情の空気を漂わせていたように思う。
しかし、マサルやナルミ、ギイ、などの魅せれる役者が出てくると空気は一転。
そこからは長い説明タイムが終わってストーリーが前に展開していくことも手伝ってか
一気にお客を引き込んでいった。
終わってみれば3時間半を長く感じない、
心を何度もドキドキワクワクさせられた面白い作品に感じられた。
とにかくテンポ命で、めまぐるしく場面を展開し、
やりすぎともとれるベクトルの小ネタを放り込んでも瞬時にシリアスに戻す、
いつものカプセル兵団の良さが出ていた作品だと思う。
やはり序盤が本当にもったいなかったなぁと思う。
最初の5分で一気にお客を引き込むような演出を入れてくれてたら、
3時間半はもっともっと短く感じることができたであろう。
演じる役者も物語後半に巧い人を固めた感があったが、
序盤にももう少し配分して冒頭から引っ張ってくれてたらなと思った。
あと地味な部分だが、客席のイスに備えられていたエアクッション。
これがびっくりするぐらいに快適で驚かされた。
3時間半座ってお尻がノーダメージってすごいわ。
お客の集中力を逃がさない影の立役者は実はこのエアクッションかもしれない。
コレ、どの劇場でも標準配備にならないものかね?
長い尺の作品やる予定の劇団様、是非ご検討下さい(笑)
【原作】
藤田和日郎
【脚本・構成・演出】
吉久直志
【キャスト】
林智子(劇団ヘロヘロQカムパニー)・森澤碧音(DanceCompanyMKMDC)・岩田栄慶(キャスタッフ)・吉久直志・大島紘子(ジョイント・アクション・クラブ)・林潔・岡田勇輔・安藤洋介(アトリエ凹アルコーブ)・中山泰香・庄章子・金澤洋之(劇団熱血天使)・遠藤公太朗・永峰あや・青木清四郎・石神まゆみ・小川輝晃(狼煙工房/プロダクションエース)・西沢智治・工藤沙緒梨・中澤まさとも(有限会社トリトリオフィス)・船戸慎士(studio Life)・谷口洋行・周晴奈・小林美穂・瀬谷和弘・神里まつり・北出浩二(team SPITFIRE)・下尾浩章(劇団BRATS)・桜井悠子・塩路牧子(裏庭巣箱)・五十嵐勝平(チーム俺太刀)・矢島慎之介・山崎涼子・Ayano(リブロック)・松田鼓童・松岡美那・水野奈月・吉野菜々子・大塚陽・境秀人(株式会社 碗)・堀内寛嗣(株式会社 碗)/白鳥晴奈(株式会社 碗)
【日程】
2012年11月15日(木) ~ 18日(日)
【場所】
笹塚ファクトリー
【チケット】
前売 3,500円
当日 3,800円
平日マチネは500円引き
【公式HP】
カプセル兵団 公式HP
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言わずと知れたサンデーの名作漫画「からくりサーカス」、
それをカプセル兵団が舞台化したものだ。
半年前に「からくり編」と称して前編にあたるお話を上演しており、
今回は後編に位置づけされる「サーカス編」。
ストーリーは漫画でいうと真夜中のサーカス戦を終えたところまでが前回分、
今回は過去の回想の江戸時代後期、燃える遊郭のシーンから。
そこからヴァルマの襲撃、ギイとアンジェリーナの出会いの話へと進んでいく。
そして最終エピソードまで。
これは漫画でいうとコミックス20冊分に相当する。
15分休憩を含んだ上演時間3時間半の超フルボリューム作品だ。
正直言って序盤のシーンは見るに耐えなかった。
演出上どうしてもBGMの大きさが下げられないシーンがあるのは理解できるのだが、
どうにもこうにも、早口でまくしたてる役者の台詞が聞き取れない。
客席が3面あってこちらに背を向けた状態で役者がしゃべることも多いためなおさらだ。
アンジェリーナを助けに飛び込んできた正二郎の第一声が全く聞き取れなかった時点で、
「こんな調子の芝居をあと3時間以上も観るのか・・・」とテンションがガタ落ちしてしまった。
まわりの客席を見渡すと、やはり自分と同様の心情の空気を漂わせていたように思う。
しかし、マサルやナルミ、ギイ、などの魅せれる役者が出てくると空気は一転。
そこからは長い説明タイムが終わってストーリーが前に展開していくことも手伝ってか
一気にお客を引き込んでいった。
終わってみれば3時間半を長く感じない、
心を何度もドキドキワクワクさせられた面白い作品に感じられた。
とにかくテンポ命で、めまぐるしく場面を展開し、
やりすぎともとれるベクトルの小ネタを放り込んでも瞬時にシリアスに戻す、
いつものカプセル兵団の良さが出ていた作品だと思う。
やはり序盤が本当にもったいなかったなぁと思う。
最初の5分で一気にお客を引き込むような演出を入れてくれてたら、
3時間半はもっともっと短く感じることができたであろう。
演じる役者も物語後半に巧い人を固めた感があったが、
序盤にももう少し配分して冒頭から引っ張ってくれてたらなと思った。
あと地味な部分だが、客席のイスに備えられていたエアクッション。
これがびっくりするぐらいに快適で驚かされた。
3時間半座ってお尻がノーダメージってすごいわ。
お客の集中力を逃がさない影の立役者は実はこのエアクッションかもしれない。
コレ、どの劇場でも標準配備にならないものかね?
長い尺の作品やる予定の劇団様、是非ご検討下さい(笑)
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